Super Sports XEBIO 第7回女子関東フットサルリーグ
2016 Powerd by PENALTY
第8節 10月1日@東京ドームスポーツセンター東久留米
[試合結果]
フウガドールすみだレディース 1-1(前半1-1) バルドラール浦安ラスボニータス
[スターティング5]
金子(由)、足利、勝俣、北隅、杉山(GK)
[得点経過]
[前半]
8分 0-1 浦安
9分 1-1 西岡
6月19日に開幕した関東女子リーグも、今日で前半戦が終了。
ここまで5勝2分けと前半のつまづきからは、予想以上の結果を出し、
選手にもスタッフにも、自信とともに「欲」が出始めた時期だったかもしれない。
ここで、なんとしてでも勝ちたい!そう思って臨んだ浦安戦。
勝ちたい。勝てる。勝たなければ。
いつもより早く会場入りし、入念なビデオミーティング。
個々の思いが交錯する浦安との大一番は、5分押して14:45キックオフ
スターティングは、GK杉山、金子由、足利、勝俣、北隅
浦安ボールでキックオフ!
浦安はPivoを起点とした3-1の攻撃、フウガは、クワトロからの崩しを狙う。
開始早々、相手GKのロングスローにPivoからの折り返し、相手は誰も走りこんでいないが、プレッシャーを感じたのか、たまらず、中央でクリアボールを蹴りだす。
フウガ、左サイドでキックイン、中央北隅が出し所を探っている間に浦安が間合いをつめ、ボールを奪取。ドリブルで持ち込み、GKとの1対1早めのミドルシュートは、杉山が弾き、ゴール上へ逸れる。
2:00
この日もフウガは、早めの交代で、2セット回し。
2nd 金子明、徳永、西岡、竹村イン
3:00
フウガのカウンターから、竹村→西岡と繋ぎ、相手GKと1対1も、前に出たキーパーを交わすシュートの選択は、うまくボールを浮かせられなかったか…相手キーパーが対応。
しかし、フウガはようやくのファーストシュート!ここからリズムを作っていきたい。
が、相手のGKスローは、超ロングボールで、フウガ陣営で簡単にキックインを取る。
浦安は蹴り込みや浮き球を多用し、フウガ陣営に押し込み10m付近から、果敢にミドルシュートを打ってくる。
なかなか、自分たちのペースを作れないフウガ。
4:30
相手の縦突破に対し、足利の素晴らしいフォローでマイボールになるも、直後のパスミスで、自陣で簡単にキックインを与えてしまう。
ここから、キックインからの蹴り込みで、危険な時間帯が続く。相手のシュートは、ポスト・バーとピンチの連続。
フウガはこのピンチを辛うじて脱し、パスワークで攻め込むもフィニッシュに結びつくパスが繋がらない。
6:00
自陣から竹村→西岡→高橋へと繋ぎ、高橋ドリブルからシュートは、左サイドCKへ
6:30
浦安の自陣キックインから、超前プレを仕掛け、しつこく追い詰めるフウガ
中央でペナ付近で、パスカットした高橋が倒れながらシュートも、相手GKの膝ブロックで、キックインへ
8:00
フウガ、自陣でのボール回し、相手の前プレに対し、2枚の関係でスクリーンを使って、交わそうとしたところ、相手と交錯し、フウガファウルの判定。
8:30
金子由、クアトロでのパス回しの中、自分の前が空いたとみるや、方向転換で縦突破するも、ゴボウ体型のゆかり、相手Pivoに体ごと吹き飛ばされて、ボールを奪われる。でも、その判断、タイミングともに、かなりGood!! そして、その吹き飛ばされたゆかりのフォローを北隅が泥臭くカバー。
9:00
フウガ陣営で、相手キックイン
キックインを一旦下げた後、縦パスでPivoへ、PivoのキープにフウガDFが2枚食いついたところで、中央への折り返しに走り込んでシュート!は、GK杉山の左手をかすめて、ゴール!!先制点は浦安0−1。
フウガ、失点で2ndセットへチェンジ。
先制点に喜ぶ浦安陣営にまでボールを取りに行った鼻息の荒い西岡、巻き返しに強い意欲を見せると…
直後のキックオフから、金子明から狭い左サイドの竹村へ、竹村中央へ持ち出すもヒールパスで、さらに左をオーバーラップしてきた西岡へパス!
西岡、スルリと相手DFラインを抜けて、縦突破!失点の悔しさを込めたシュートは、相手GKほぼ正面も、キーパーの手を弾いてゴールへ!!
失点から12秒で追いつく、同点シュート!!試合を振り出しに戻す。
10:00
同点ゴールで、ようやくフウガらしいリズムが出てきたか、パス回しの時間帯は長くなった印象。
が、1回のパスミスを見逃さない浦安、フウガの少し遅れたDFでファウルを取られる。
12:00
自陣、中央15m付近で、相手Pivoのトラップが浮き球となり、お互いに処理にもたついたところ、相手ALAの後ろからのスライディングシュートは、ゴールわずか右に逸れる。
13:00
交代の時間帯、杉山からの右サイド超ロングスローで、キックインを取る。
キックインは、中央の竹村でかなりボールを下げるも、竹村相手が出てきたタイミングを見逃さず中へ切れ込んでシュートは、惜しくもバーの上へ。
14:30
フウガの攻める時間帯は増えるが、浦安はパスミスを狙って、受けて立つ感じ。シュートチャンスという意味では五分五分な時間帯か…
膠着状況が続き…
17:30
Pivo金子明のキープから、竹村へ折り返し、西岡、高橋で、3角形の形を変化させながら、ダイレクトパスを5回繋ぎ、最後は中央で高橋からのヒールパス。走り込んだ西岡のシュート!には、相手DF体を投げ出してブロック!!
19:00
相手横パスからのドリブル突破に、フロートで1枚余ったDFと前線のDFがかぶってしまい、うまく空いたスペースからゴール前フリーのOFへ!絶対絶命のピンチ〜!!も、パスが若干ずれたか、シュートに勢いがなく、辛うじてクリア。助かった〜!!
このズレは、マンツーマンを敷いてない以上、ある程度は仕方がないのか、それともDFのポジションを前が修正するのか、後ろが修正するのか、きちんと話し合いたいポイント。
19:30
CKから中央の金子由へ、左の足利へチョンして、足利の右足ミドルは、惜しい!相手GKのわずか右へ
このまま前半終了1-1
立ち上がりから、失点までは圧倒的に浦安のペース。
そこを乗り切り、失点直後に巻き返したまでは良かったも、明らかにシュートが少ない。
前半のシュート数は、フウガ7本、浦安12本。私のメモもあまり書くことがなくいつもの1/2しか紙を消費していない…
さて、後半に向けた北隅監督の指示は…ひ・み・つです!
後半は、気分一新、金子明、西岡、高橋、竹村の2ndセットでスタート!!
1:30
高橋のドリブルから、竹村へ
竹村、簡単なリズムで中へ切れ込んで強烈ミドルシュート!!は、相手GKがジャンピングセーブ。
2:00
相手キックインを金子明が狙いすましたタイミングでカットし、そのままシュート!は、ゴール左へ
フウガは前半に比べ、ロングボールへの判断力が高まったのか、OFの時間が長くなる。
後半も浦安はロングボールを多用、GKからの超ロングスローにPivoがバックヘッドで合わせて、ざわつく会場。
3:00
対するフウガ、浦安の中央突破に、北隅、何を思ったのか、シュートコースへのスライディングではなく、腕から体を投げ出す、シャチホコディフェンスで、会場をざわつかせる。何故、ヘッドから飛び込んだのか!?と疑問に思ったが、ビデオを見ると、ボールは、顔でも体でもなく、足に当たっていた…とにかく面積を出したかったのか。ももクロ的な勢いかと思われる。
浦安のチャンスの時間を体を張って、なんとか凌ぎ、、、
6:00
フウガカウンターのチャンス!に金子明が倒され、相手にイエロー
右サイドでフリーキックのチャンス!何やら作戦を決め、高橋から竹村スルーの西岡のシュートは、ゴールポストを叩いて、不運にも相手GKキャチ!惜しいーーーー!決まってないけど、セットプレーがこんなにうまくいくなんて初めてみたかも〜!!!
7:00
この時間帯あたりから、1st セットにも勢いが生まれ、ダイレクトパスやシュートが増える。
左サイドのキックインから、足利の左足シュートに、ファーで滑り込んだ勝俣のシュートは、ポスト僅か右に逸れる。
9:00
フウガゴール前で、相手OFとのクラッシュ、こぼれ球を杉山がギリギリ掻き出す。
11:30
杉山からのスローイン、北隅、金子由と繋ぐも、折り返しが合わないーーー!
自分が試合を決めるつもりで、まずシュートを打ってほしいところ…
13:00
フウガのキックインが続くも、相手が体を張ったブロックで、ゴールを奪えない。
フウガ陣営から、押し上げて、フィニッシュのシュートパスは、合わない〜!!
14:00
自陣で竹村がボールをカットし、3:1カウンター、ドリブルで持ち込んで右へはたくも、竹村の並外れたスピードに合わせられず、決定的チャンスを逃す。
完全に決めないといけないとこ!!
15:00
右サイド金子由から、斜め前に突き抜けるキラーパスに走り込んだ足利!体を投げ出して合わせるも、ミートできない〜!!
圧倒的に攻める時間が続くが、フィニッシュを決めるのは、誰なんだ!!
16:30
相手ロングボールに杉山が冷静に対応
17:40
左サイド横山、ためて、跨いで、軸足パスで中へ切れ込んで、強烈ミドルシュートは、相手GK正面。
18:30
中央でパスカット西岡、どこにパスするかと思わせた瞬間、左足弾丸シュートは、キーパー正面。
ファーに竹村も走り込んでいただけに惜しい…
19:00
久々に浦安のOF、持ち込まれてピーンチ!杉様、ナイスセーブ。
19:20
相手GKのロングスローをフウガ最終ラインを抜け、相手OF、ゴール前で胸トラップ!大ピンチ!!と思いきや、杉山が飛び出してキャッチ。
19:40
相手陣地でのキックインに高い前プレをかけるフウガ、なんとか勝ち越しゴールを奪いたいが、このままタイムアップ。
試合終了1−1
この日は、東久留米開催ということもあり、たくさんの応援ありがとうございました。
監督としては、相手の特徴を消す戦略ではなく、浦安のスタイルを受けて立ち、さらに上回る結果を見せたかったという。
勝ちのみに拘らず、自分たちの戦術と結果、両方を追い求めた結果です。
まだまだ、改善点=伸び代がいっぱいあるということにしておきます。
この試合から1ヶ月の間に、日本女子リーグの開幕、全日本選手権全国大会と、強豪チームは実績と経験を積んで更にパワーアップしています。
今回のようにチャンスを決めきれず引き分け、という実力では、選手権なら確実に予選リーグ敗退、という結果でしょう。
これからの後期リーグは、1試合も落とせない熾烈な戦い。嵐に巻き込まれるのか、台風の目となって、相手をなぎ倒していけるのか。
運命の後期リーグは、11/5(土) 取手でスタートします。注目の対戦をお見逃しなく!!