SuperSports XEBIO 第7回女子関東フットサルリーグ
2016 powerd by PENALTY
フウガドールすみだレディース 4-0(前半0-0) SAICOLO
[スターティング5]
徳永、勝俣、金子(由)、北隅、杉山(GK)
[得点経過]
[前半] 0-0
[後半]
24分 1-0 竹村
29分 2-0 勝俣
36分 3-0 北隅
39分 4-0 高橋
9月10日山梨小瀬、関東リーグ第7節
2月の参入戦、この地で念願の関東昇格を果たし、あれから早7ヶ月。
今年も選手権では、関東大会に進むことができず、
自分達の立ち位置を見失いかけた時期もあったが、前節のVEEX戦に勝利したことで、
やっと「関東制覇」の最終目標を公言できる立場になったと感じた。
今節の対戦は、昨期の関東覇者SAICOLOさん、
今まで練習試合も含め、あまり対戦したことのないチーム。
女王の貫禄にのまれないよう、試合当日も念入りにビデオミーティングを行い、
相手の動きを叩き付ける。
監督からの指示は、頭を使って考えることは、今ここと、ベンチでの交代中の時間のみ。
ピッチに入ったら、何も考えず自分を信じて仲間を信じて走り切れ!(確かに!!)
試合は、珍しく20分押しの16:50キックオフ。
スターティングは、GK杉山に、1st 金子(由)、徳永、勝俣、北隅。
前節までの1stセットからPivoを金子(明)から金子(由) にスイッチ。
北隅監督には、いろいろと非公開の意図が隠れているらしい(詳細不明)
今日の小瀬、この時間帯は空調が全くきいておらず、激アツ。
システム攻撃としては、クアトロ対クアトロ合戦。どちらが多彩なバリエーションを魅せられるか。
フウガは、最後まで激しく走り切る試合を想定し、いつもより短く1:30での交代カウントを指示。
実際は、1:50〜2:00でのセット替え。
いやこれが、マッチレポートのメモに大忙しな訳です。ということで、前半を総括すると、
1st 金子(由)、徳永or西岡、勝俣、北隅
2nd 金子(明)、足利、竹村、高橋
この2セットを2分弱で、回していくスタイル。(交代のタイミングは省略します)
前半
0:35
左サイドを勝俣が綺麗にワンツーで抜かれ、折り返しのパスは、中央を抜けたところに金子(由)がわずかにさわり相手CKへ
0:50
徳永がドリブルで右サイドから相手陣内へ侵入、金子(由)にはたいた後、金子(由)のパスをカットされるも、勝俣すぐさま奪い返し中央切り込んでシュート!は、惜しい右隅に外れる
1:25
右サイドキックインから勝俣がDFを引きつけて、スルッと中の徳永へ、パスが抜けた時点で3:1!!速攻!右へはたくもシュートは決まらず
2:50
竹村、フィクソでボールを左右にさばきながら、右サイド金子(明)に預けて、裏へ一気に加速!ふわりと出たボールでDFラインを抜けて、GKと1:1も、ダイレクトシュートは、相手GKうまく面を作って、右手でセーブ。惜しい!!
3:30
相手のボール回し、ハーフ付近で出しどころに悩んでいるとみるや、足利が一気に間合いを詰めて、ボールを奪取!ドリブルで運んで、高橋からの折り返しは、相手DF懸命にクリア。惜しい〜!
4:30
ここでGK杉山が4秒を取られる。
実際ビデオで確認すると、杉山がボールを拾いに行って、ゴール前の中央の位置に戻ってきた段階で、審判は既に2秒をカウント。確かにボールを拾ったのは、ゴールエリア左端の位置。投げる準備完了とはどこからを言うのか。
この後も混戦でシュートをキャッチし、まだキーパの前に相手DFがいて投げれる状態ではないのに、キャッチの時点でカウントスタート。これが基準であればこれに合わせるしかない。ベンチから、いつカウントがスタートしたか、声をかけることに切り替えた。
そして、相手FK、キッカーの入れ替わりに杉山が飛び出してしまい、イエローカードレベル。も、、、そのままシュートは大きく枠外。
5:10
1stセットの投入から20秒程で、徳永に変えて西岡IN。なぜこのタイミングなのか。(何かあったハズ)
5:20
北隅、底で喰われて、相手を体で阻止し、イエローカード。
この前半5分半頃まで、レポートで振り返ると、フウガが前線でパスカットし、数的優位を何度も作り勢いがあるように見えるが、現場でのメンタルとしては、SAICOLOの攻めにフウガが後手に周り、振り回されている感覚、かなりの圧力で押されているプレッシャーを受けていた。そういう意味で、1stセットの飛び道具を徳永から西岡に変えたのではないかと分析。(監督の考えは未確認)
徳永は自ら走って裏を狙うタイプ。西岡はドリブルと底辺からスルーパスを狙うタイプ。西岡が入ったことで、北隅が西岡に預けて、上がる場面が多くなった。(キャシフクの目線)
6:00
前プレの狭いところを通して、中央北隅→右金子(由)→左ファーの勝俣は、追いついてなーい!!
6:40
西岡、ハーフ付近で相手の足裏パスを綺麗にカットし独走、GKとの1:1を左へ交わして、コロコロシュ〜ト〜〜〜!!も相手DF懸命に戻って、ラインギリギリでクリア!惜しい!!
7:05
高橋、相手のパス回しに、ここってタイミングでDFの前に体を入れて、パスカット、足利とのカウンターも、GK正面で安定のキャッチ。派手さはなく何事にも動じない相手GKの壁はデカイ!
8:35
竹村右上で持って持って、ふわりと浮き球、相手DFとワンツー!?からの〜ダイレクトボレーは、ゴール枠上
9:15
相手の裏への飛び出しを杉山が飛び出して、全身でブロック!
9:40
前線で相手ボールを取り返して、金子(由)→勝俣ダイレクトシュート!右上のギリギリコースを相手GK弾き出す
11:15
相手シュートをキャッチし、GK杉山から足利カウンターも惜しい!!!
13:15
フウガキックインを相手が弾き、ルーズボールがフウガ陣地に転がってきたところ、GK杉山飛び出しが早く、ナイスクリア!ではなく、左上前線にパス!!
13:30
竹村、自分のミスから2:1の局面になるも、一人で戻ってスライディングブロック!!技術の上手い選手と思われがち。というか、それは紛れもなくそうなんだが、、、テンションMAXで最後の最後、相手のシュートを体を投げ出してブロック。気持ちの入ったプレーが光る☆
13:40
金子(由)のパスカットから、左の北隅、シュート!!!も右ポストに嫌われる〜〜。惜しい!!
15:00
西岡、相手キックインをカットし、3:2もパスが合わない。が、相手キックインをすぐに奪い返して、勝俣強烈シュート!もGK正面。
相手GKスローをまた取り返して、西岡シュートも、GKキャッチ。
この局面、シュートで終わり、相手の攻撃を前線でカット、ハーフラインを越えさせず、常に相手陣地で圧力をかけ続けるフウガレディース。いつの間にこんな切り替えを定着させたのか。トップにも見せたい程の素晴らしい走り。
16:40
竹村、前線で奪ってシュートも、ミートせずに弱い〜
17:30
杉山の巧みなフォローでマイボールへ。今日の杉山、前節のインタビューが掲載されかなりテンションがあがった模様。この後も神懸かりなセーブを見せる。
19:45 Pivoに入った金子(由)にボールが入り、オシャレ〜なシュートは右外、惜しい!!
ここでタイムアップ!0-0
監督同士の駆け引きなのか、お互いにタイムアウトを使わずに前半終了。
ハーフタイム、熱過ぎて速攻で、クーラーの効いた控え室へ。快適〜!!
さて、北隅監督から冷静に、自分たちが出来ていることと、出来ていないことの確認。
普通に打っても、相手GKには簡単には決められない。二人目がファーに走れているか、チャンスを感じて無駄走りできているか。
DFでは、走れている、走っているが、あそこまで奥に投げられることのケア。
最後、走り勝ってゴールを決め切るパワー(余力)が必要、そのためにゲームをコントロールすることの意識もしていこう。
そして〜!最後に試合を楽しんでいるか〜!?そこが大事!!!ウッス!!
勝負の後半のスタートは、西岡、足利、竹村、高橋
後半は、
2nd 西岡、足利、竹村、高橋
1st 金子(由)、徳永、勝俣、北隅
から
2nd 金子(明)、足利、竹村、高橋
1st 金子(由)、西岡、勝俣、北隅
へ
この2セットを2分弱で、回していくスタイル。
後半
0:20
西岡、相手GKのロングスローをなんなく処理。と、思ったところ、バウンドが右に転がり相手チャンスへ。
杉山、強烈なシュートをナイスセーブ!
0:40
自陣キックインを杉山に返した後、杉山のパスを相手がカット、相手カウンターの危ないところを、今度は西岡がスライディングでピンチを防ぐ。
その相手キックインは、フウガDFをすり抜け、ブラインドの危ないところを杉山が弾きだす。
1:10
立ち上がりから、なかなかハーフを超えられないフウガ。
竹村、いつもの持ち込んでの探りフェーズかと思い西岡が前に抜けたとこ、そのタッチはドリブルではなく、パスだったようで、、、
「あ”〜待ってー!!」の声が、会場に大きく響きわたる。
1:30
自陣、高橋から足利へのパスを喰われて持ち込まれたところ、西岡必死のスライディングで、シュートを打たせない。
1:50
珍しく2ndセットで始まった後半の立ち上がり、自作自演かと思うような、ミス→ピンチ→セーブを繰り返し、バタバタな2分間が終了し、1stセットへチェンジ。
4:15
派手なピンチもセーブもなく、無難な2分が過ぎ、2ndへチェンジ、西岡→金子(明) IN
5:00
左サイド、足利からPivo金子(明)へ縦パス。金子(明)のキープからの反転に折り返しに、竹村スルっとゴール中央、スライディングで押し込み待望の先制GOAL!!
得点によるメンタル面が大きかったか、ここで一気に形勢逆転、フウガの相手陣地でのプレーが増える。
5:35
足利、パスカットからそのまま左足シュート!も相手GKわずかに弾き、右ポストをかすめCKへ。と思いきや、相手スローインの判定…仕方ない。切り替え!
6:20
金子(明)の左サイド突破から、逆サイドにふって、高橋強烈ミドル!!
相手GKキャッチできずボールがこぼれたところに〜足利ヘディングは、ちょっと足りなかった〜!!
8:40
勝俣、センター付近でパスカット、持ち込んでためて〜の左足シュートはショボ!(たぶん、これはアップ)
9:20
2ndセットへチェンジのタイミング、他メンバーが交代する中、杉山から左サイド勝俣へハーフラインを超える絶妙なスロー。
勝俣孤立も敵の寄せが甘いとみるや、左足一閃、華麗なミドルシュートを突き刺した〜!!!久々に見た勝俣シャー!!の左足。
勝利をぐっと掴み寄せる2点目!
9:30
金子(明)、センター付近でパスカットから、右サイド上がって、GKと1:1は、相手GK膝滑りでセーブ。
そしてこれで腰?を負傷したか、GK交代のアクシデント。(腰は大事にしてください。ほんと。これから寒くなりますし…)
9:55
中央でPivoあてから、竹村抜け出して詰めるも相手GKセーブ、再度フウガの攻撃、竹村が粘って、こぼれたところを足利がシュート!!も、相手GK右手一本でスーパーセーブ。急に交代したとは思えないセービングぶり。さすが女王。
10:30
杉山、相手シュートをキャッチして、この前のVEEXのやつを右サイド金子(明)へ!
金子(明)、懸命に走るもバウンドが少し大きくゴールラインを割る。
10:50
自陣、低い位置での横パスが弱いところを狙われ、左サイドからシュートを受けるも、竹村スライディングで掻き出す。
11:15
相手裏への抜け出しから、バウンドボールをダイレクトボレーも、杉山エリアギリギリまで飛び出して、体でブロック!!
11:40
北隅、左サイド高い位置でパスカット、持ち込んで金子(由)にパスを選択するも、相手DFがカット。
12:00
自陣でクリアか迷ったところを相手に奪われ、不意のトゥーキックも、杉山右足で弾く。
12:40
北隅粘って、中央金子(由)へ、金子反転シュートも相手ブロック。
(反対サイドには、北隅がフリーで走りこんでいた〜惜しい!!)
後半、じわじわとフウガのボールキープ率が高くなり、攻めてはいるもののなかなかフィニッシュは決まらない。
15:00
西岡、センター付近からドリブルで持ち込んで得意のミドルか!?と思われたが、相手が体を投げ出してシュートを打たせない。
15:40
金子(由)と北隅、中央で交錯状態から、北隅得意のふわりシュートは、ポスト左にそれる。
16:10
相手キックインをカットして、カウンター3:2!決められない。
キックインで、相手DFの背後を通すパスで、北隅絶好のシュートチャンスも、浮いてしまった〜!!
16:10
この試合最大のピンチ
左サイド、ドリブルからズラしてパスコースを開けたシュートパスが、右サイドのPivoへ
ゴール前、フリーのチャンスに、左足ダイレクトシュートは、、、浮いてくれた〜!助かった〜。
このピンチの直後、左サイド金子(由)のパラに西岡抜け出して、ドリブルドリブル深い位置まで、DFもGKも釣り出して、中央へコロコロなラストパスに北隅スライディングで押し込んだ〜!!!決定的な3点目!
16:45
2nd セットに交代直後、低い位置でパスミス、ペナルティエリア内でシュートを打たれるも杉山ナイスブロック、こぼれたところ、相手も味方も体を投げ出し混戦の中、杉山ボールをキャッチ。
18:00
センター付近でボールを奪われ、相手カウンター。
足利、遅れてスライディングがイエローカードも、シュートはゴール右隅にそれる。
ベンチからは、「もう1点、1点」の掛け声。
ここで受け身に立つのではなく、最後まで自分たちのスタイルで走り抜き、追加点を狙う。
19:00
前プレを回避して、裏け抜けてカウンター。金子(明)トラップしたところを相手GKに詰められ、惜しい。
19:10
高橋がセンター付近でパスカット、左サイド足利へ、スライディングで合わせるも、惜しい。
19:30
1stへの交代のタイミング、中央ペナルティ付近で勝俣が寄せられ、杉山キャッチ。
左サイドを駆け上がった高橋へ、ロングスロー!
高橋、GKが出たのを冷静に見たのか!?
1バウンド目をたたきつけたヘディングシュートが、無人のゴールに転がる!!まさかの4点目!!
ここで相手タイムアウト。
何を指示したか、メモが残っていないが、恐らくディフェンスの指示かと…
最後まで集中を切らさずにタイムアップ!!4−0
試合から1週間が経過し、全日本選手権関東大会も、優勝VEEXさん、準優勝SAICOLOさんの2チームが全国出場の切符を手にしました。
この試合ビデオを振り返ると、本当にミスが多く、1点でも失点していたら、全く違った結果になっていたと思います。
試合直後、SAICOLOさんの応援の方から、「強いね!全国行って、アルコさんを倒してよ〜!」ととても嬉しいお言葉をかけていただきましたが、トーナメントを勝ち上がる勝負強さをもっともっと身につけていかねばならないと思います。
次節は、いよいよ前半戦の最終節。いろいろと関係の深い浦安さんとの一戦です。
関東リーグでは無敗でありながら、お互いに選手権での全国を逃し、地域CLにかける想いは同じ。
とても、熱く盛り上がる試合になること間違い無しです!!
今期2回目の東久留米開催!!ぜひ応援に来てください。
10/1(土) 14:40 Kickoff
vs バルドラール浦安ラス・ボニータス
よろしくお願いします‼︎